家業の旅館の女将になるよう、幼少の頃からずっと言われ続けていた山口智子さん。
それがイヤで、逃げるために女優の仕事を始めた山口智子さんは、ご自分で「特殊な育ち方をしているので、血の結びつきを全く信用していない」という衝撃的な生い立ちです。
その衝撃的な生い立ちを見ていきましょう。
山口智子の生い立ちが衝撃的!妹と母親とは絶縁
山口智子さんが小学校1年生の時に両親は離婚しました。
山口智子さんは父親に、3歳下の妹は母親に引き取られます。
この両親の離婚で山口智子さんは妹と母親と絶縁状態になります。
山口智子さんの祖母・禮子さんが経営する旅館で祖母、父親、山口智子さんの3人で暮らすようになりました。
小学校1年生の時に妹と母親に会えなくなり、一緒に暮らす父親と祖母からは家業の旅館を継ぐこと以外を許されず、がんじがらめの子ども時代です。
仕事を始めた理由は、極々シンプル。『田舎に帰りたくなかったから』。ほんと、不純な動機です(笑)。実家は当時、旅館を経営していて、一人娘の私は家業を継いで旅館の女将になるという道が定められていた。でも本心は揺らいでいて、20代前半の頃は、どうにか家業を継がないで済む方法はないだろうかと必死でもがいていました。
FRau
山口智子の生い立ちが衝撃的!祖母と養子縁組
山口智子さんが20歳の時に祖母の養子となります。
祖母は山口智子さんをとても可愛がり、山口智子さんも祖母が大好きでした。
でも、可愛いから、ということだけで養子縁組をしたわけではありません。
やはり、家業の旅館を継がせるためです。
何がなんでも、家業の旅館を血族に継がせたいのですね。
旅館の女将である祖母・禮子さんは山口をとても可愛がり、20歳のときには彼女を養子にした。いずれは旅館の跡継ぎにするためだったが、山口は“養母”となった禮子さんを愛しながらも、家業を継ぐことには反発したのだ。
女性自身
山口智子の生い立ちが衝撃的!絶縁した妹と母親とのその後は?
山口智子の父親が再婚
山口智子さんが唐沢寿明さんと1995年に結婚し、しばらく後に父親が再婚します。
父親の再婚によって、義母が家業の旅館の女将になり、祖母の跡を継いでくれることになりました。
山口智子さんはホッとしたでしょうね。
「家業の旅館の女将になる」からは山口智子さんは解き放たれますが、幼少期から家業の旅館を継ぐように念仏のように言われ、祖母と養子縁組まで。
生い立ちがトラウマになっていてもおかしくないですね。
私は『家』という宿命に縛られるのではなく、自分自身が後悔しない人生を自分で選び取りたいと、いつしか心の奥で強く願うようになりました。そして、定められた道から逃れるように、故郷から飛び出したわけです。だから今も、故郷というものへの喪失感は強いですね。自分の帰る場所がどこなのか定まらないまま、何かをずっと探し続けているような……。
もっと原初的な、血のルーツとしての『故郷』って何だろうと考えたときに、胸を張って生まれた場所の名を挙げられない虚しさがある。
FRau
この衝撃的な生い立ちから、子供を持つことをしない生き方を選択されたようです。
山口智子の父親他界がきっかけ
山口智子さんの父親が他界し、祖母に連絡がありました。
(山口智子さんの母親)
娘(山口智子さんの妹)にお線香をあげさせてください
と、電話がかかってきたのです。
(祖母)
どうぞ来てください
妹さんがお線香をあげにきて山口智子さんと再会します。
実に35年ぶりの再会です。
山口智子さんは40歳、妹さんは3歳下ですので37歳の時です。
初めはぎこちなかった2人も妹さんが時々山口智子さんのところへ遊びに行くようにな離、母親とも交流を深めていったそうです。
山口さんの妹さんはお母さんと一緒に都内で暮らしていたんです。はじめはやっぱり長年のわだかまりがあって、山口さんもお母さんも積極的に会おうとはしなかったそうなんですが、妹さんが上手に橋渡しの役割を果たしたそうです」(別の山口家を知る人)
NEWSポストセブン
山口智子が絶縁した妹と母親と燕子花
徐々に絶縁から関係を修復していった山口智子さんは2007年に妹さんと都内にセレクトショップ「燕子花(かきつばた)」をオープンしました。
『燕子花』
・「手作り」であること
・「美しいもの」であること
・「長く使えるもの」であること
この3つの観点からオーナーである山口智子さんがヨーロッパと日本からセレクトした手仕事を中心としたアイテムを揃えています。
アイテムは
・洋服
・アクセサリー
・江戸木箸や箱根の寄木細工、江戸桶にいたるまで幅広く取り扱ってます。
そして翌年の2008年には個人会社の代表取締役に母親を就任させてます。
山口智子さんと妹、母親のわだかまりは解けているようですね。
妹と母親は都内のマンションに住んでましたが、山口智子さんが都内の3LDK、家賃20万円の部屋を借りてあげてます。
そのお引越しのお手伝いまで山口智子さんはされたそうです。
関係が良好になったようで良かったですね。
山口智子の生い立ちが衝撃的!養子縁組した母(祖母)
2016年6月に養子縁組をして母となった祖母が96歳で亡くなりました。
山口智子さんが51歳。
亡くなる数年前から、ヘルパーさんや家政婦さんの手配、そして仕事の合間には山口智子さんがやってきて、母(祖母)のお世話をされてます。
最愛の母(祖母)の葬儀はごく少数の親族だけで行われ、喪主を山口智子さんが務めました。
「ご主人の唐沢さんも参列されましたが、お骨を抱く智子さんの顔がすごく寂しそうだったのを覚えています」
女性自身
明るい笑顔とは裏腹な山口智子さんには衝撃的な生い立ちがありました。
現在は唐沢寿明さんと子どもはいない、夫婦2人だけの生活を楽しんでいらっしゃいます。
唐沢寿明さんと幸せな家庭を気づくことができて、お節介ながら本当に良かったです。