シンガーソングライターのaikoが代表取締役を務める個人事務所「buddy go」に約1億円の損害を与えたとして会社法違反(特別背任)の罪に問われている千葉篤史被告(2024年6月現在58歳)。
中央大学卒業後、ポニーキャニオンに就職しましたが、会社員とは思えない豪遊っぷりでした。
全身ブランド品で固め、車はゲレンデ、高級マンションに住んでますが一体、どこからそのお金を捻出していたのか、出所が気になりますね。
大学卒業後の経歴を調べてみると豪遊の金の出所が判明したので一緒に見ていきましょう。
千葉篤史は中央大学卒
千葉篤史被告は中央大学法学部を卒業しています。
中央大学法学部の偏差値は
明治大学法学部が偏差値60と近い大学です。
偏差値60はかなりの難関大学ですね。
千葉篤史被告は学業が優秀だったようです。
千葉篤史の中央大学卒後の経歴・ポニーキャニオン
aikoと出会う
千葉篤史被告は中央大学法学部卒業後、ポニーキャニオンに入社。
千葉篤史被告の生年月日は不明ですが、ストレートで大学を卒業の場合、36年前だと1988年頃にポニーキャニオンに入社したことになります。
aikoさんのデモテープが社内に回ってきた時、誰も手をあげませんでしたが、千葉篤史被告は名乗りを上げ担当し、トップアーティストに育てます。
「千葉さんは、中央大学法学部を卒業後、ポニーキャニオンに入社しました。今でこそ大物歌手のaikoさんですが、デモテープが回ってきたときは、社内の誰も手を挙げませんでした。千葉さんは、周囲に『なぜあんな子を担当するんだ?』と不思議がられながらもaikoさんをメジャーデビューに導き、2000年に発売したセカンドアルバム『桜の木の下』はミリオンヒットを記録。プロデューサーとして、彼女をトップアーティストに押し上げました」(レコード会社の関係者)
NEWSポストセブン
この頃にはaikoさんと千葉篤史被告との間には揺るがない信頼関係が構築されてました。
ポニーキャニオンで出世
こちらは2016年6月1日付のポニーキャニオンの人事異動発表です。
千葉篤史被告がやり手のプロデューサーだった、ということの他に、aikoさんをトップアーティストに押し上げた功績あっての人事ではないでしょうか。
そして2019年6月の人事異動では、当時執行役員から取締役に昇格する予定でした。
ところが、昇格にあたって「身辺調査」があり、2009年からaikoさんの個人事務所の役員をしていることがバレて論旨免職の懲戒処分となりました。
ようするにクビ。
aikoさんとポニーキャニオンは契約関係にあったので、千葉篤史被告がaikoさんの事務所の役員であると、利益相反の可能性があるためです。
千葉篤史が中央大学卒後の経歴・buddy go
千葉篤史被告はaikoさんの個人事務所「buddy go」のディレクターとして献身的にaikoさんを支えています。
と、世間では思われていましたが、実際はaikoさんの活動を思いのままにしていました。
自身がデビューした1998年ごろに当時ポニーキャニオンの千葉被告と出会い、アドバイスに沿って活動してきたと説明。千葉被告は09年、事務所の取締役に就き、aikoの活動の決定権を握っていたという
東スポ
aikoさんは裁判の証言で
(千葉被告に)洗脳されていた
逆らえば音楽制作が止まってしまう恐怖があった
こんなにも怯えた生活をされていたにも関わらず、私たちに素敵な音楽を届けてくれていたなんて、aikoさんの気持ちを考えるとやりきれませんね。
千葉篤史のゲレンデやブランドの豪遊っぷり
千葉篤史被告の暮らしぶりや豪遊っぷりは周囲でも噂されていたようです。
・全身ハイブランド
・3,000万円は下らないゲレンデ(ベンツ)
・渋谷区の高給マンション在住
確かに会社員のできる贅沢の範囲を越えすぎてます。
全身ハイブランドで、よく『このヴィトンの鞄は銀座に一つしかないんだよ』なんて自慢していたのでいけ好かない感じでしたね。車はゲレンデだったかな……。3000万円はくだらないような高級車に乗っていました。住んでいたのは渋谷区の高級マンション。周囲は『なんで音楽会社の社員があんないい暮らしできるんだ?』と訝しんでいました。
文春オンライン
千葉篤史のゲレンデやブランドの金の出所
千葉篤史被告は2019年8月に論旨免職の懲戒処分を受け、音楽業界から姿を消したと思われたましたが、ネット関連会社にこっそり就職しました。
ですが、これも懲戒処分がバレてクビ。
会社員で豪遊のための資金調達は
aikoさん!!
千葉篤史被告が取締役に就任し、やがて
(千葉篤史被告)
経営が苦しい
と何度も言われ、合計で4億6000万円を事務所に貸しましたが、aikoさんに不信感が募ってきました。
「ライブは毎度、満席なのに何でだろうとは思ったけど、(事務所の)収支は一切教えてもらえなかった」
東スポ
2019年夏から本格的にaikoさん自身で経営をされますが、その前の2016年秋からの2年半、aikoさんを裏切り、罪を犯しました。
その水増しした1億円ですが、千葉篤史被告の取り分が9割、知人が1割、という取り決めをしていました。
千葉篤史被告の豪遊の資金源はaikoさんを騙して搾取した4億6000万円、ファンクラブグッズの水増し請求で得た9000万円、合わせて5億5000万円。
ただ、知人側はお金をもらってない、という話もありますのでもしかしたら、千葉篤史被告が独り占めした可能性もあります。