2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟！」に主演が決定している仲野太賀さんの父は俳優の中野英雄さんです。
中野秀雄さんは一世風靡セピアのメンバーで、俳優で大ブレイクしましたが、すぐに芸能界から干され、破れた傘を差して歩くほど、どん底に落ちました。
仲野太賀さんの父・中野秀雄さんが一世風靡セピア加入の経緯や、俳優で大ブレイク後に干された理由、そして現在を調査しました。
仲野太賀の父・中野英雄は一世風靡セピア！きっかけは哀川翔
中野英雄さんが一世風靡に入ったのは哀川翔さんがきっかけです。
暴走族の中野英雄さんが16歳、ローラー族の哀川翔さんが19歳の時にケンカをした時からの2人はつきあいです。
当時は暴走族はパンチパーマ、ローラー族リーゼントの髪型をしていました。
暴走族
パンチパーマ
ローラー族
ポマードを塗りたくったリーゼント
ある日、パンチパーマの中野英雄さんが、ポマードを塗りたくったリーゼントのローラー族に
（中野英雄さん）
きったねぇ頭
と言ったことに、腹を立てた哀川翔さんが
（哀川翔さん）
一番強いのはどいつ？出てこいよ
仲間から押し出される形で、でも仲間の手前強気で
（中野英雄さん）
おぅ、俺だよ
と前に出た中野英雄さんに哀川翔さんが瞬く間に頭突き。
中野英雄さんは瞬殺でした。
後日、哀川翔さんが中野英雄さん宅にお見舞い品（バウムクーヘン）を持ってきたそうです。
（哀川翔さん）
申し訳なかったね、鼻、大丈夫？
怪我の心配をした哀川翔さんは、中野英雄さんの自宅を訪問されました。
その後、何度か会ううちに仲良くなったそうです。
仲野太賀の父・中野英雄は一世風靡セピア！初めはマネージャー
中野英雄さんは哀川翔さんの人柄が好きでいつも遊んでいるうちに、暴走族からローラー族、そして哀川翔さんは一世風靡のメンバーになります。
その哀川翔さんに人が足りないから、とりあえず雑用手伝って、と言われ、初めは一世風靡セピアのマネージャー状態でした。
セピア以外に、柳葉敏郎さんがフジテレビ「欽ドン！良い子悪い子普通の子おまけの子」のレギュラーやドラマ進出していたので中野英雄さんがマネージャーでした。
仲野太賀の父・中野英雄は一世風靡セピア！原点は路上パフォーマンスグループ！
一世風靡の原点は「劇男零心会」という路上パフォーマンスグループです。
東京・渋谷区の表参道が日・祝日が歩行者天国になり、通称「ホコ天」には若者たちが思い思いのパフォーマンスを披露し、観客が詰め掛けてました。（ホコ天は1977年〜1998年まで）
竹の子族が有名ですね。
竹の子族【たけのこぞく】野外で独特の派手な衣装でディスコサウンドに合わせてステップダンスを踊ること。また、その参加者の総称。《日本の昭和後期にブーム最盛期を迎え、東京や地方都市の公園で行なわれていた》 pic.twitter.com/SAuMV3bseJ
— 単語はかせBot (@BotHakase) December 3, 2023
原宿で踊っていた人達を竹の子族と呼びますが、これは原宿にある「ブティック竹の子」というお店が語源になってます。
— 滝沢ガレソ🪄 (@tkzwgrs) April 26, 2024
新宿東宝ビルの横にたむろってたから「トー横キッズ」って呼ばれ始めたのと似てます pic.twitter.com/z6BfuueAf9
竹の子族が80年〜？
— ＱＵＭＡ (@quma_2013) April 26, 2024
ローラー族は83年〜くらいだったか。
ツイストがカッコよくて真似したなぁ。
先のとんがった靴でヒールも高くて。リーゼントはポマードで固める。みんなそれぞれにスタイルがあった。
没個性とか大人に言われたけど、気にもしないでストリートダンス楽しんでたよ。 https://t.co/52Y26wT1hv
かっこいい男たちでチームを作って原宿に乗り込み、哀川翔さんとは別グループでしたが、仲良くなって哀川翔さんが加入します。
劇男一世風靡には風見しんごさん（立ち上げメンバー）や勝俣州和さんもメンバーでした。
『小木茂光』さんて
— カオル🌠 (@WCYhUplPBw48283) February 21, 2024
ドラマや映画に沢山
出演されていて、
てっきり生粋の俳優さん
かと思ったら、
あの
”哀川翔””柳葉敏郎”
”勝俣州和””中野英雄”
を生んだ
『一世風靡セピア』の
リーダーだった、と
最近知ってびっくり❕ pic.twitter.com/AhDt9RFVOM
中野英雄さん自身はドラマ、バラエティ、手当たり次第にオーディションを受けまくってましたが、なかなか合格しなかったそうです。
仲野太賀の父・中野英雄は一世風靡セピアから俳優デビュー
中野英雄が俳優デビュー
中野英雄さんを超有名にした『愛という名のもとに』の出演きっかけは柳葉敏郎さんとのケンカです。
飲みに出た柳葉敏郎さんを注意して、殴り合いのケンカに発展。
そのケンカを止めて、中野英雄さんの話を聞いてくれたフジテレビのディレクターに不満を聞いてもらったり、面倒を見てもらったりするようになったそうです。
哀川翔さんとケンカで知り合い、柳葉敏郎さんとのケンカでフジテレビのディレクターと知り合うなんて不思議なご縁ですね。
中野英雄 『愛という名のもとに』で大ブレイク
『愛という名のもとに』はフジテレビ系列で1992年に放送されたトレンディドラマです。
このドラマで「倉田 篤」という生真面目な証券サラリーマンを演じます。
ドラマの中では仲間から「チョロ」と呼ばれていたので役名より「チョロ」が定着してますね。
中野英雄さん演じる「チョロ」は自殺するのですがそのシーンが強烈で・・・・。
逃亡中に心配した仲間が探しのですが、見つけた時には息がなく、吊ってあるその体を仲間で下ろす、という心にドーンとくる重いシーンでした。
おそらく、このシーンのインパクトが強いため、「チョロ」は一際有名になったと思います。
中野英雄さんはこのドラマで大ブレイクしました。
仲野太賀の父・中野英雄が干された！
大ブレイクした中野秀雄さんですが、その後干されることになります。
「チョロ」はいじられキャラで、嫌なことを言われても「テヘヘ」と文句を言わない、滑稽な存在、そんな役どころでした。
「チョロ」が世間に浸透した為に、世間のイメージも中野英雄さんを「チョロ」と重ね、中野秀雄さん自身も「チョロ」のようになっていました。
それをテレビ局のディレクターに指摘されます。
（テレビ局のディレクター）
お前のそういうの、わざとらしいんだよ。ものすごく不快。
（中野秀雄さん）
は？
（テレビ局のディレクター）
素を出せよ
（中野秀雄さん）
出していいんですか？
（テレビ局のディレクター）
いいに決まってんだろ
（中野秀雄さん）
じゃ、出してやるよ！
と、ケンカになりました。
そこから、中野英雄さんの態度は横柄になってしまいます。
「愛という名のもとに」に出演が決まり俳優の小沢仁志さんから真っ先に祝福の電話をもらった時
（小沢仁志さん）
調子に乗るなよ
と言われていたのに・・・・。
干された後、見事にV字復活した中野英雄さんは、小沢仁志さんのYou Tubeチャンネルに出演し、お互いに当時を振り返った話です。
小沢は「『おめでとう、だけど調子に乗るなよ』って言ったのに、見事に調子に乗ったな」と苦笑。中野も「はい。すぐ調子に乗って、これ（天狗）になって」と受けると、「（鼻が高くなって）折れて、干されて、しばらく消えたよな」
デイリー
役者として暇になった中野英雄さんはカレー屋や古着屋の経営もしましたが、うまくいかず、すぐに辞めてます。
大ブレイクした後に、横柄な態度をしたため、干されてしまったんですね。
中野英雄のどん底からのV字復活
干された中野英雄さんを引っ張り上げてくれたのは、ローラー族から付き合いのある哀川翔さんです。
Vシネで復活
哀川翔さんがVシネに引っ張ってくれました。
Vシネから役者の仕事が再開し、北野たけし監督の「アウトレイジ」「アウトレイジビヨンド」に出演するなど、いぶし銀俳優として復活します。
中野は「干されて、破れた傘を差して歩いている…でも、戻りましたね」とどん底に落ちてから復活したことを自ら吐露。小沢も「よく戻ってこれた。そういう意味ではよかったよな」と喜んだ。
デイリー
アパレル「mobstar」立ち上げ
中野英雄さんは俳優の仕事のほかにアパレルブランドのプロデュースを始めました。
中野英雄さんが服やキャップのデザインをし、自らモデルもされています。
最初は全然売れなくて家族にも周りにも、ブーブー言われたそうです。
ですが、今は注目を集めているブランドになりました。
品川裕さんがバラエティ番組でキャップを被ってくれたことでした。
商品が注目されるようになった大きなきっかけは、品川庄司の品川（祐）君がバラエティー番組で、僕があげたキャップを被ってくれたことかな……。最初は“僕、似合わないんですよ”って返されちゃったんだけど、“どこか行くときにでも被ってくれたらいいよ”って渡しておいたんです。最近では地元のスーパーでカップルが身につけてくれていたのを見て、感動しましたね
週刊女性PRIME
中野英雄 簡単wiki
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