飲酒・喫煙問題で代表を辞退した宮田笙子選手がパリオリンピックを4人で戦う選手にラインストーン付きのヘアピンをプレゼントしていました。
そして、宮田笙子選手は先日、応援メッセージを送っていたそうです。
オリンピックの試合で、プレゼントされたラインストーン付きのヘアピンをこの騒動の中、付けるかどうか、体操チームは悩んだのではないでしょうか。
ヘアピンを付けて出場された選手たちの気持ちを考えてみました。
宮田笙子がラインストーンのヘアピンをプレゼント!どこで買える?

赤と白のラインストーンがキラキラと光を放ち、ヘアピンの頭(?)の部分はV字型になっていてかわいいですね。
このヘアピンがどこで買えるのか、調べましたが不明でした。
事前合宿のモナコで宮田笙子選手から岸里奈選手(16歳)、中村遥香選手(16歳)、岡村真選手(19歳)、牛奥小羽選手(19歳)の4人はこのヘアピンをもらいました。
主将として、チーム一丸となって頑張ろう、という気持ちがあったのではないでしょうか。
日本でヘアピンを準備してプレゼントしたのかもしれませんね。
宮田笙子がラインストーンのヘアピンをプレゼント!選手たちは?

突然の主将不在に残された選手たちはとても不安になったに違いありません。
ですが、他国より1名少ない4人でオリンピックに挑みます。
演技開始前に円陣を4人で組み、中村遥香選手が
やったるでー!
と、気合いの掛け声。
「やったるでー!」。演技開始前に4人で円陣を組んだ。中村がいつもやっていた掛け声を取り入れた。「気持ちを強く持つっていう意味でも、『やってやるぞ!』って気合を入れる意味でも」と牛奥。
https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/gymnastics/news/202407290000041.html
4人の代表選手たちは主将不在の中、持てる力を発揮し演技をされてます。
宮田笙子がラインストーンのヘアピンをプレゼント!付ける?付けない?

宮田笙子選手も一緒だという気持ちだったのかもしれません。
これだけ世間で話題になっている選手からのプレゼントを、オリンピックの試合で付けることが、どんな評価を受けるか気になったでしょう。
問題があり辞退選手からのプレゼントをオリンピックの試合で付けるか、付けないか。
ですが、選手がヘアピンを付けて、練習を行っていたことを知った田中光監督(52歳7月末時点)は
宮田さんが合宿を通じてみんなを引っ張ってきたことは事実。
堂々と付けて演技しましょう。
と決断し、選手たちは宮田笙子選手からプレゼントしてもらったヘアピンを付け、オリンピックの試合に挑みました。
田中光監督は選手が着用して練習を行っていたことを知り、27日に「宮田さんが合宿を通じてみんなを引っ張ってきたことは事実。堂々と付けて演技しましょう」と伝えたという。
https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/gymnastics/news/202407290000041.html
田中光監督は決勝進出を決めた後のインタビューで、選手を称賛するとともに、宮田笙子選手が主将として、みんなを引っ張ってくれたことに触れています。
その牽引してくれた宮田笙子選手へは選手たちもそれぞれの想いがあったようです。
ヘアピンを付けて、5人で戦おう、という思いではないでしょうか。
ミーティングでもみんなと話したんですけど、けん引してもらう意味でもキャプテンを任させてたので、すごく引っ張ってきてくれた部分も事実としてある。そこの部分でみんな思いがあるんだと思う。みんなで戦う、5人で戦うつもりで選手頑張ったと思います
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5972a577e7d65c4e4805b1d466016ea9fef6433
宮田笙子の応援メッセージ

代表を辞退した宮田笙子選手も選手たちのことが気になっていたのでしょう。
選手たちに
応援している
と、連絡をされました。
これだけの騒ぎになってしまい、誰とも接触したくなかったでしょうに。
特に迷惑をかけることになってしまった体操選手団には特に、だと思います。
それでも、「応援している」と言わずにはいれなかったんでしょうね。
体操女子の日本代表チームが25日、試合会場のベルシー・アリーナで取材に応じ、飲酒、喫煙問題で代表を辞退した宮田笙子(順大)から「応援している」と連絡があったことを明らかにした。
https://www.sankei.com/article/20240726-ZJAXWLWJFNONPL2W7NNLS4CHZ4/?outputType=theme_paris2024
岸里奈選手は
周りの言葉を気にしないで、自分のやることをやるだけ
と、決意を語ってます。
複雑な心境でしょうけれど、目前のオリンピックでの試合をしっかりと見つめて全力で挑んでいらっしゃいますね。
4人ですが5人で戦うつもりで頑張っている体操女子選手団の皆さんのご活躍を期待します!


