兵庫県知事の斉藤元彦さんは、パワハラやおねだり、裏金疑惑や告発文書に注目が集まり辞職を求める声が多数あがってます。
それでも知事職を辞めないのはなぜでしょう。
辞めずに、任期満了すると退職金が2,025万円もらえますが、辞めない理由はそれだけではないようです。
兵庫県知事の斉藤元彦さんが辞職しない理由を見ていきましょう。
兵庫知事はなぜ辞めない？SNSの声
兵庫知事の辞職を求める声をSNSからご紹介します。
そして、県庁前で抗議集会も行われてます。
百条委員会に先立ち7月19日正午から約１２０人が集まりました。
齋藤辞めろ、すぐ辞めろ
と、コールを繰り返したそうです。
兵庫知事はなぜ辞めない？退職金を公約で半額にしたんだから全額欲しい?!
令和3年の兵庫県知事戦で公約を掲げて立候補した斉藤元彦さんはその一つとして自身の退職手当や給与の大幅カットを掲げて当選します。
公約により（就任当時）
・給与：134万円の30％カット→93万８千円
・期末手当（ボーナス）：年４.５ヶ月分の約422万円の30%カット→約294万円
・退職手当：１期4年間任期満了で約4050万円の50％カット→約2,025万円
2024年6月27日に斉藤元彦さんは夏のボーナス249万2,041円を支給されてます。
【神戸経済ニュース】兵庫県は、斎藤元彦知事の夏のボーナス（期末・勤勉手当）に給与月額の1.70カ月分から30％減額した249万2041円を28日に支給したと発表した。月数、金額とも前年同期と同じ。
神戸経済ニュース
斉藤元彦さんは公約を守り、給与、期末手当を30％カットした金額を支給されてます。
本来より、もらえる金額を少額にしたのだから、せめて任期満了の金額は欲しい
と、おねだり体質の斉藤元彦さんであれば考えているかもしれません。
兵庫知事はなぜ辞めない？知事職にすがりたい！
告発文書だけでなく、百条委員会のアンケートでもパワハラやおねだり疑惑が噴出していますが、一向に兵庫知事を辞職する気配はありません。
（兵庫知事）
前回の選挙で多くの負託をいただいた。コロナ後の新しい兵庫県に向けてより良い県政を目指して行くということが私の責任だと考えています
この繰り返しです。
パワハラ気質と言われる兵庫知事も、その魅力に取り憑かれ、知事職にすがってしまっているかもしれません。
＜東国原元知事＞
AERA
自身の知事の経験から、知事には“悪魔的な魅力”があると説明する。
「人事権や予算権も握れるから、自分が偉いと勘違いしてしまう知事が多いと感じています。リーダーシップと権力との使い分けをできないのは、知事の素質をもっていないと言えるでしょう」
兵庫知事はなぜ辞めない？逮捕されたくないから?!
パワハラやおねだりに注目が集まってますが、実は、違法性・刑事事件性を問われる事案があります。
現在、パワハラについて百条委員会でも問われましたが
（兵庫知事）
自分ではパワハラだと思ってない。
パワハラかどうかは百条委員会などが判定するものだ
このパワハラ問題の陰で
・告発文書の扱い→公益通報者保護法違反
・阪神・オリックスの優勝パレードをめぐっての裏金疑惑
・県職員に対する政治資金パーティー券の購入依頼→地方公務員法違反
・自身の選挙に県職員を働かせている→公職選挙法違反、地方公務員法違反
パワハラ問題を長引かせて、コチラの問題をうやむやにしたいと考えているかもしれません。
兵庫知事はなぜ辞めない？疑惑を認めると再就職ができない！
兵庫知事が辞職するということは、疑惑を全て認めてしまうことになります。
現在の状況では、兵庫知事・斉藤元彦さんの評判はどんな人でも知るところであり、再就職は厳しいものになることは想像に難しくありません。
また、知事になるぐらいですから、国会議員も考えているかもしれませんね。
兵庫知事はなぜ辞めない？自身の保身のために、兵庫知事は辞めるわけにはいかないようです。
ここまで批判が相次ぎ、数百人の県職員が実名でアンケートにも協力している現状でも斎藤知事が辞めないのは、今後の進退を考えてのことではないでしょうか。斎藤知事のなかに、衆院選に出るとかの“野望”があるはず。ここで辞めれば全てを認めてしまうことにもなるから、政治の道を絶たれてしまうと捉えているのでは
https://news.yahoo.co.jp/articles/a72b4d8e9232b11f9781078800f6f9049fef91a2?page=2
追記(2024.9.6)
兵庫県議会の最大会派・自民党県議団（37人）は知事の証人尋問終了後に臨時総会を開き、今月12日に斎藤知事に対して辞職を申し入れることを決めました。
自民党県議団は、維新や公明など他会派を含めた兵庫県議会所属の全議員の賛同を得たいと、賛同の働きかけをするそうです。
百条委員会はテレビで放送され、全国民が成り行きに注目しています。
今後も、ますます、目が離せませんね。
