齋藤知事の側近・牛タン倶楽部の主要メンバー4人のうち、2人が齋藤知事から離れていっています。
齋藤知事が県知事当選して3年間、密にしていたのになぜ、牛タン倶楽部を離れていったのでしょう。
側近中の側近が齋藤知事から離れて県政はもちろん、パワハラ、おねだりがやりにくくなるのではないでしょうか。
離脱したメンバーと理由をみていきましょう。
牛タン倶楽部のメンバー(兵庫県)が2人離脱!片山安孝副知事
牛タン倶楽部の主力メンバーの片山安孝副知事が7月31日に最後の登庁し、辞職しました。
7月12日に「7月31日付で辞職」を表明された片山安孝副知事。
(片山安孝副知事)
ほんまに悔しゅうてしゃあない。
一生懸命やっている知事を支えられなかった
(片山安孝副知事)
誰かが責任を取らなければいけないと思っているので、自分が責任を取らせていただきたい
と、涙を流しながらの7月12日の会見でした。
辞職理由
・3月から3ヶ月にわたり県政にさまざまな影響が出ている
・県政を混乱させた責任を、企業でいう経営者の特別の誰かが責任を取らなければいけないと考えた
・百条委員会で証言を行うなど職員に大きな負担をかけることになっていることへの責任
片山安孝元副知事は告発文があることを察知してすぐに、元西播磨県民局長のPCを押収。
それだけでなく、元西播磨県民局長に情報提供(タレコミ)をしたと疑わしい職員に聞き込みをしていました。
県幹部はその職員のPCを持ち去ろうとしますが、状況が変わったようで持ち去りは行われませんでしたが、強引なやり方ですね。
「片山副知事がAさんの部屋に踏み込んだ3月25日午前に、別の県職員Cさんの職場を、斎藤知事の側近グループの県幹部が訪れています。県幹部はCさんが告発に関与したと見てパソコンを持ち帰ろうとしたようですが、途中で状況が変わり実行されませんでした」(県関係者)
https://shueisha.online/articles/-/251100?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedlink
県幹部に目をつけられると、「自分も冷飯を食わされる」と職員の雰囲気は戦々恐々となってしまっているそうですが、こんなことをされたら当たり前ですよね。
片山安孝元副知事の辞職理由は齋藤知事と牛タン倶楽部が招いたこととしか思えません。
涙ながらの会見をされた片山安孝元副知事ですが、現場は冷ややかでした。
都合が悪くなったから、辞職したに過ぎない、という見解のようです。
行く先々で県職員から総スカンに遭い、Aさんの告発文書の形で噴出した。そこで片山副知事などはさっさと辞めると言い出し、記者会見で『知事を支えられなかった』と泣いてみせてましたが、アホらしい。ただのイチ抜けです。(県政界の有力者)
https://shueisha.online/articles/-/251100?page=3
片山安孝元副知事は、齋藤知事のそばにいると余計なとばっちりを受け、今以上に自分の立場が悪くなる、と考えたのではないでしょうか。
まもなく百条委員会もありますし。
「逃げるが勝ち」、的なものを感じざるを得ないのは私だけではないと思います。
「牛タン倶楽部」についてはコチラをご覧ください。
牛タン倶楽部のメンバー(兵庫県)が2人離脱!小橋浩一理事
小橋浩一理事は1週間前から体調不良を訴えており、「県政が混乱している状況で、看板政策を進めることが難しい」と周辺に伝え、降格を申し出ていたという。
7月31日の讀賣オンラインが報じました。
小橋浩一理事は齋藤知事の肝入り施策「若者・Z世代支援」などを担当、今年の4月の人事で総務部長からの出世です。
告発文書では牛タンクラブが活躍した、齋藤知事の知事選挙の事前運動や地方公務員法違反の疑惑を指摘されてます。
告発文書では、その論功行賞でトントン拍子で出世とのこと。
現実、出世されてますね。
また、小橋浩一理事は告発文書をめぐる一連の対応にあたってきました。
数々の疑惑がかかっている小橋浩一理事が
(小橋浩一理事)
職務の遂行が心身ともに厳しい
と、移動願いを提出する気持ちはわからないでもありませんが、元西播磨県民局長や阪神・オリックス優勝パレードの担当をされた職員さんが自殺で亡くなっていると言われてます。
それほど追い詰められるような事態を招いたことに加担しているかもしれない、ということをよく考えてほしいですね。
片山安孝副知事と同じで、小橋浩一理事も8月下旬に行われる百条委員会が近くなり、これ以上齋藤知事と関わるとロクなことない、と抜け出したと考えられますね。
牛タン倶楽部の違反行為疑惑と、牛タン倶楽部メンバーの活動が記載されてますのでコチラもお読みください。
牛タン倶楽部のメンバー(兵庫県)の残りは?
・井ノ本知明総務部長
・原田剛治産業労働部長
この2人は現在も変わりないようです。
告発文書の時もこの2人は活躍してます。
片山安孝元副知事は告発文があることを察知してすぐに、元西播磨県民局長のPCを押収。
その押収したPCを隅々まで調べて元西播磨県民局長の極めてプライベートなデータを県議に井ノ本知明総務部長や原田剛治産業労働部長が見せて回っていたそうです。
原田剛治産業労働部長はプライベートなデータを見させた関係者に、元西播磨県民局長を脅迫する、というような言葉を告げてました。
(原田剛治産業労働部長)
もしアイツ(元西播磨県民局長)が逆らったら、これの中身、ぶちまけたるねん
告発とは無関係なプライベートのデータで脅迫し、告発文を闇に葬ろうとしていました。
驚くべきことに、4月ころから県の総務部長や産業労働部長が、X氏の極めて私的なデータを県職員や県議に見せて回っていたと、複数の県関係者が明かしている。
「産業労働部長から文章の内容を見せられた関係者は、『もしアイツ(X氏)が逆らったら、これの中身、ぶちまけたるねん』と、産業労働部長から強い言葉を聞かされたというふうに証言してくれました」(前出のO記者)
https://bunshun.jp/articles/-/72273
だとしたら、井ノ本知明総務部長や原田剛治産業労働部長もこのまま、齋藤知事の側近・牛タン倶楽部を続けていくのでしょうか。
自分自身も収賄罪(高級コーヒーメーカー)の恐れが出てきた今、齋藤知事に関わっている場合ではないと考えているはずです。
井ノ本知明総務部長や原田剛治産業労働部長の離脱も近いかもしれませんね。
牛タン倶楽部のメンバー(兵庫県)の離脱にSNSの反応は?
やはり、というか批判的な声があがってます。
厳しい意見を多く見られます。
兵庫県の今後が気になりますね。