兵庫県知事の側近に「牛タン倶楽部」という４人組がいます。
その４人の名前はしっかりと内部告発文書に記載され、何をしたのかも、記載されてました。
「牛タン倶楽部」のメンバーの名前や告発文書と一緒に何をしたのかを見ていきましょう。
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」の４人組の名前①片山安孝副知事（退職）
7月12日に泣きながら、7月末での辞職表明をした片山安孝副知事。
「牛タン倶楽部」の中枢ですがトップということではありません。
＊齋藤知事の命を受け、五百旗頭真先生と井戸前知事、この2人が全幅の信頼を寄せている副理事長を解任する、と五百旗頭真先生に何の配慮もなく行った。→そのため、五百旗頭真先生の命を縮めた。
急性大動脈解離は激昂などの情動的ストレスがトリガーになることもあると言います。斎藤知事、その命を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生への仕打ちが日本学術界の至宝である先生の命を縮めたことは明白です。（告発文書より）
＊西播磨県民局長が告発文書を県警や県議会、メディア関係者ら約10人に送付したことを察知し、西播磨県民局長室を突然訪れ、パソコンを押収した。→告発文書データを発見。
これを県は察知し、名指しされた疑惑の当事者で牛タン倶楽部の一員でもある片山副知事が3月25日朝に西播磨県民局長室を突然、訪れてAさんのパソコンを押収。その中から告発文書のデータを発見した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e3e96eb4d4eb9467e3f6404513896bdfc77abe?page=1
＊職員から相手にされなくなり「さっさと辞めてしまおう」と辞職。
行く先々で県職員から総スカンに遭い、Aさんの告発文書の形で噴出した。そこで片山副知事などはさっさと辞めると言い出し、記者会見で『知事を支えられなかった』と泣いてみせてましたが、アホらしい。ただのイチ抜けです。（県政界の有力者）
https://shueisha.online/articles/-/251100?page=3
【追記】2024年7月31日付で退職
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」の４人組の名前②井ノ本知明総務部長（元県民生活部長）（降格）
井ノ本知明総務部長は「牛タン倶楽部」の中枢と言われてます。
＊スポーツ連携協定を結んだ特定の会社のロードバイク（50万円相当）に齋藤知事がまたがり、ヘルメット着用キャンペーンのPR用の写真を撮影。
→そのバイクは企業のPRとなるので、見返りに知事へバイク贈呈されたが、贈収賄にならないよう小細工をした。
そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様（偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません）。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。
これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。（告発文書より）
【追記】7月30日に移動願を提出し、「職務を遂行することが心身ともに困難な状態」と病欠。
8月19日付で総務部付に異動
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」の４人組の名前③原田剛治産業労働部長
＊齋藤知事がマスコミの前だったので、高級コーヒーメーカーの受け取りを辞退したが、「秘書課に送るよう言っておけ」と指示を受けた。
→原田剛治産業労働部長宛に送ってもらい、受け取る。
産業労働部長はコーヒーメーカーを倉庫にしまっていたと語っていますが、贈答を受けたコーヒーメーカーとそっくりなものを知事室で目撃したと一部の職員が話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e8635badf8c781fdb7a989fbd639416025fe9c0
→収賄罪の可能性
周囲にマスコミがいるため、千石の幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者原田剛治産業労働部長に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ！」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。（告発文書より）
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」の４人組の名前④小橋浩一理事（降格）
令和4年度は「知事を支える12部長」の中の1人でした（新県政推進室長兼総務部長）。
それが、2024年４月1日の人事異動で理事。
スピード出世ですね。
その理由は告発文書より、後述します。
【追記】2024年7月24日頃から体調不良を訴え、降格を申し出ていました。
8月1日付で降格、総務部付の部長級と人事発表
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」とは？
「牛タン倶楽部」の名前の由来は仙台名物から
2011年の東日本大震災で宮城県南三陸町などに支援職員を兵庫県は送りましたが、それを差配したのが、片山副知事でした。
そして、井ノ本知明総務部長、原田剛治産業労働部長、小橋浩一理事の3人は現地へ飛びました。
2013年に総務省から出向した齋藤知事は市町村課長を務め、井ノ本知明総務部長をはじめ、兵庫県職員との付き合いを深めました。
その宮城県に震災2年後に総務省から出向し市町村課長を務めたのが兵庫県出身の斎藤知事です。井ノ本さんを筆頭に兵庫県職員との付き合いを深め、その関係の濃さから、仙台名物の牛タンを食べ歩いたのかどうかは知りませんが“牛タン倶楽部”と陰口をたたかれるようになりました」（県OB）
https://shueisha.online/articles/-/251100?page=3
「牛タン倶楽部」の本当の目的
兵庫県の事情に詳しくない若い知事を、外部や人との接触を遮断することによって、「裸の王様状態にしてしまおう」、ということでした。
つまり、知事はお飾りで4人で権力を握って勢力を張ることが目的です。
表向きは維新が兵庫県政を手中に収めたように見えましたが、兵庫の事情に疎い40代の知事を担いだ４人組こそが勝者でした。就任直後から斎藤知事を外部から遮断して人との接触を避けさせ、知事の人脈はほとんど広がっていない。知事の軽さを利用して４人組が権勢を誇ってきたのがこの3年間です。
https://shueisha.online/articles/-/251100?page=3
たった一つ計算外のことがありました。
それは、齋藤知事がパワハラ体質だったことです。
告発文書によって今まで通りには行かなくなりました。
斎藤さんがパワハラ体質だったことです。行く先々で県職員から総スカンに遭い、Aさんの告発文書の形で噴出した。
https://shueisha.online/articles/-/251100?page=3
兵庫県知事の「牛タン倶楽部」の違反行為
知事選挙の違反行為、関わった4人
・井ノ本知明総務部長
・原田剛治産業労働部長
・小橋浩一理事
・三宅隆之兵庫県企画部万博推進局長
＊令和3年7月18日の兵庫県知事選挙で、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者（現兵庫県知事）に投票依頼を知人に行った。
＊選挙公約の作成、選挙期間中の運動支援など、多岐に渡り選挙活動を手伝った。
＊三宅隆之兵庫県企画部万博推進局長は、自分の居住地の三木市役幹部に対して恫喝。
令和3年7月18日執行の兵庫県知事選挙に際して、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から斎藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行なった。三宅氏は自分の居住地である三木市役所幹部等に対して「自分は選挙前から斎藤のブレーンだった。お前ら言うこと聞けよ」と恫喝している。（告発文書より）
この時の論功行賞でこの4人はトントン拍子に昇任した、と告発文書に記載があります。
選挙投票依頼行脚の違反行為、関わった1人
・原田剛治産業労働部長
＊齋藤知事の投票依頼を原田剛治産業労働部長が産業界に随行。
令和5年下半期から斎藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。産業界については原田剛治産業労働部長が随行。（告発文書より）
政治資金パーティー関係
・片山安孝副知事
・産業労働部地域経済課福田靖久課長
＊令和5年7月30日の斉藤知事の政治資金パーティのパー券を圧力をかけ、大量購入させた。
阪神・オリックスの優勝パレード
・片山安孝副知事
・井ノ本知明総務部長
＊2023年11月に行われた阪神・オリックスの優勝パレードの経費を作るため、企業に県補助金を増額し、キックバックさせた。
＊パレードを担当した課長は精神が持たず、うつ病を発症し病気療養中、のはずだったが、4月に亡くなっていたことを7月24日に発表。
＊司令塔は片山安孝副知事。
＊亡くなった課長の上司は井ノ本知明総務部長で部下の病気も気にかけてない様子。
パレードを担当した課長は一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気休暇中。しかし、上司の井ノ本は何処吹く風のマイペースで知事の機嫌取りに勤しんでいる。（告発文書より）
まとめ
「牛タン倶楽部」の4人組とは東日本大震災で支援に関わった片山安孝副知事、井ノ本知明総務部長、原田剛治産業労働部長、小橋浩一理事。
そして、齋藤知事の選挙などの違反行為を手伝い、トントン拍子で昇任した、と言われてます。
