小室哲哉が5億円詐欺の過去!返済を松浦勝人が6.5億円肩代わり!

一時代を築いたヒットメーカーの小室哲哉さんですが、看護師との不倫が報じられ2018年1月19日をもって音楽活動から引退すると発表しました。

それ以前2008年11月4日に音楽著作権の売買をめぐって５億円詐欺容疑で逮捕されてます。

その詐欺事件はどのようなものだったのか、松浦勝人さんが6億５千万円を肩代わりしたと言われているがどういうことなのか、振り返ってみましょう。

小室哲哉が5億円詐欺はどんな詐欺？

小室哲哉が5億円詐欺前の小室ブーム

小室哲哉さんは「TM NETWORK」でデビューを果たした後、数々の楽曲の提供やプロデュース。

小室ファミリーと呼ばれるアーティストを数多く輩出してます。

小室ファミリー
・観月ありさ
・篠原涼子
・trf
・hitomi
・内田有紀
・H Jungle with t（Hはダウンタウンの浜田雅功さん）
・dos
・globe
・華原朋美
・安室奈美恵
　他多数

1994年頃から「小室系」、「小室サウンド」などカテゴライズされ、『小室ブーム』が起こりました。

プロデュースするアーティストは、ことごとくヒットさせていた小室哲哉さんの全盛時には総資産100億円と言われてました。

収入が桁外れであったことに間違いありませんが、支出の方も桁外れだったようです。

TRFのメンバー・DJ KOOさんが2022年10月放送の「爆笑×伯山の刺さルール！」（テレビ朝日系）で小室哲哉さんとの当時のロンドンレコーディングエピソードを話してます。

何日か休みがあった時、小室哲哉さんがロンドンのヒースロー空港で

と、「新宿で買い物して帰る」と同じ感覚で言ったことに、ケタが違うと衝撃を受けたそうです。

バッグを買う、と言ってたそうですが、

ロンドンから上海にお買い物はスゴイですね。

さらに小室哲哉さんは

と、ファーストクラスのチケットをもらったそうです。

確かにケタが違いますね。

この当時は小室哲哉さんは相当な資産を持ち、浪費もすごかったそうです。

・ロサンゼルス・ハワイ・インドネシアのバリ島などに別荘を所有
・ロサンゼルスなどにスタジオ所有
・飛行機移動は常にファーストクラス
・フェラーリやキャデラックなどの高級車を何台も所有
・2億円以上のベンツ

このベンツは「メルセデス・ベンツCLK GTR」2億５千万円でホモロゲーション獲得のためにわずか26台のみ製造された車です。

この2億５千万円のベンツを小室哲哉さんは２代所有していたと、言われてますが運転はしてなかったそうです。

日本では小室哲哉が所有していたことが有名で、彼は同時にこのオープン版であるCLK GTRロードスターも保有していたと言われます（ただし運転できず、”置いていただけ”と本人は語っている）

Life In theFAST LANE

別荘・スタジオにファーストクラス、高級車と超セレブですね。

小室哲哉が5億円詐欺は著作権詐欺

小室哲哉、5億円詐欺容疑で逮捕へ – 音楽ナタリー https://t.co/lX450h9EeW

— 津山 (@TYM30) August 7, 2019

豪遊生活を送っていた小室哲哉さんですが2000年頃を境に下降していきました。

吉田麻美さんとの離婚の慰謝料（7億円）の支払いに加えて、香港の音楽事業の失敗では70億円の損失を出してます。

前妻ASAMIとの離婚による慰謝料の支払いに追われ、香港の音楽事業の失敗では70億円もの損失を出すことに。

女性自身

借金返済に苦しんだ小室哲哉さんは自身で作曲の著作権を『売却』することを思いつきます。

小室哲哉さんの作品806曲の著作権は音楽出版社約40社に793曲譲渡、うち主要ヒット曲は借金返済のため知人会社に「二重譲渡」していました

ですが、2006年8月に兵庫県の投資家男性に

と、嘘を言って10億円で著作権を売却する契約を締結します。

この10億円のうち5億円は前妻の吉田麻美さんが差し押さえている印税の権利を解除する意思はないのに、解除代金として5億円を支払わせ、騙し取りました。

男性との交渉過程では「これでも名の知れた男。逃げも隠れもしない」とかつての知名度を信用させ、説得。さらに男性のために自ら曲を作り「世界で１つの曲」としてＣＤにしてプレゼント。「小室サウンド」で相手を手玉に取ったテクニックも明らかになった。

日刊スポーツ

著作権が一部ないことで揉め、投資家男性は5億円の返還を求めて再三抗議を行い、2008年7月に小室哲哉さんが慰謝料含む解決金6億円を支払うことなどを条件に和解が成立します。

ここで、この条件を守っていたら、逮捕にはならなかったはずですが・・・。

解決金を期限までに支払われなかったことから、投資家男性が小室哲哉さんを大阪地検に告訴しました。

2008年11月4日、小室哲哉さん5億円詐欺容疑で逮捕（小室哲哉さん当時50歳）

日本中が、「小室ブームを起こしたアノ小室さんが？！」と大騒ぎになりました。

譲渡用楽曲のリストには安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?」やglobeの「DEPARTURES」などのヒット曲も多数含まれていたそうです。

当時、globeが久々に活動再開を発表、2008年11月26日にシングル「Get Wild」、12月17日に「Self Control」をリリースすることがアナウンスされてました。

ファンを喜ばせた矢先でしたが、小室哲哉さん逮捕で中止となってます。

小室哲哉さんの逮捕とglobe活動再開中止でファンはダブルショックだったと思います。

小室哲哉が5億円詐欺で松浦勝人が肩代わり

ハイエナジーと言われる音楽が入ってきた時、流行させたのはavex松浦会長で、日本では小室哲哉さんの音が必要と言ってTMNのカバーアルバムを出したら30万枚のヒット、当時TKはびっくりしたらしい
聞くと時の運やらタイミングやら、才能以外の売れるための要素が盛りだくさん#小室哲哉#松浦勝人 pic.twitter.com/geTfPiv2Fx

— 橙 (@2004Dai) January 27, 2023

小室哲哉が5億円詐欺で松浦勝人が6億５千万円肩代わり

松浦勝人さんは誰もが知っている1998年に「エイベックス」を設立された方です。

小室哲哉さんとの出会いは1991年に

と、話を持ちかけたことが始まりです。

その後、小室哲哉さんと手を組み、一時代を築き上げた小室哲哉さんにより、「エイベックス」は日本を代表するエンタテインメント会社へと急成長を遂げました。

ですが、松浦勝人さんは小室哲哉さんと1997年に決裂します。

小室哲哉さんの出した条件が「原盤が全部ソニーになる」「印税を上げる」等、無茶なことだったからでした。